一般社団法人北海道環境保全技術協会は、会員企業の保有する環境保全技術を統合して技術ネットワークを構築し、協働して環境保全技術の普及と向上を図ることを目的に、平成16年4月27日に任意団体として発足し、はや、5年が経過いたしました。この間、たいへん好評の環境保全技術セミナー、技術見学会、春季講演会、秋季講演会などを定例化し、きちんと地道に協会活動を実施してまいりました。
また、技術委員会のワーキンググループ活動においては、北海道における新幹線、高速道路、高規格幹線道路などの建設に伴うトンネル掘削ずりなどの中に、金属鉱床の鉱石・脈石および熱水変質岩やヒ素などを含むフランボイダルパイライトを含有する海成堆積岩が混入する可能性が非常に高いことを踏まえ、掘削ずり処理方法に関する調査・研究活動を続けてまいりました。その中で、特に平成19年度および20年度の2カ年計画で、当協会と協同組合地盤環境技術研究センターとの自然由来重金属汚染問題に関する共同研究をおこなってまいりました。  
 これらの協会活動の結果、ついに、発足当初から目標としてまいりました一般社団法人化を平成21年1月28日に実現することができました。これもひとえに会員の皆様のご理解とご協力の賜でございます。平成22年5月18日開催の平成22年度通常社員総会において、昨年度の業務受注内容を詳しく報告させていただきましたが、今年度も、昨年度以上の業務受注を期待したいと思っております。  
 当協会は、これからも、協力しあって、道民の生活環境を守るために、自然由来重金属問題、地下水汚染問題、アスベスト問題、エネルギー問題、水質汚濁問題などに取り組みまして、その調査・研究成果を、環境問題に関するしっかりしたメッセージや環境ビジネスに関する提案として発信してまいりたいと考えております。  
また、当協会は申し上げるまでもなく、会員の方々に納めていただく会費によって運営されております。当協会では、これまでも経費の節減と会員へのサービスの向上に努めてまいりましたが、一般社団法人化後の協会活動の充実を図るためには、より一層の財政の安定化が必要とされるところでございます。つきましては、会員の皆様には、この趣旨をご理解くださり、新入会員の獲得にご協力をお願い申し上げます。  
最後に、会員の皆様には、これからも、道環協のイベントにご参加くださいますよう、また、当協会活動に対するお力添えをお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

平成23年5月
一般社団法人 北海道環境保全技術協会
会 長 
 

 北海道環境保全技術協会は新公益法人法に基づき平成21年1月28日に新たに一般社団法人北海道環保全技術協会として、再スタートを切らせていただきました。以来1期2年を経過していますが、以前にも増して地道に堅実な活動を続けさせていただいております。
 当協会は、平成16年4月27日の設立総会で任意団体として設立されました。当初の5年間は、広範囲にわたり環境保全に携わる各会員の技術を統合しネットワークを構築し、協働して「環境保全技術の普及と向上」を図るとする、協会設立の目的にそって、技術セミナー・技術見学会・講演会などの事業開催や各種の調査・研究への取り組み、協会ならびに会員企業の有する技術の広報・宣伝など、堅実な活動を積み重ねてまいりましたが、これらの実績を基に、当初からの「然るべき時期に法人化を図る」とする既定方針に沿い、新公益法人法の施行により、平成21年1月28日の登記完了で「一般社団法人北海道環境保全協会」として改組、充実がかなえられたものであります。
 一般社団法人化により、当協会は公的な制度に担保された社会的信用や認知を得られる団体に発展できたものであります。 以来、協会の目的達成のために、環境保全技術に関わるさまざまな事業活動を引続き積極的に行っておりますが、法人格を得たことの効用で行政や他の法人との契約行為も可能となり、わずかではありますが、委託業務受注の実績もでき、また、調査・研究などの独自事業も、事業内容を大幅に充実させてまいりました。また、事業の推進にあたりましては、社会的責任を担う法人であることを前提としてより一層の透明性・公平性を維持した活動に努めておるところであります。
 当協会はこれからも会員相互の協力により北海道民の生活環境を守るため、自然由来重金属汚染・地下水汚染・水質汚濁・エネルギー問題やアスベスト汚染対策・廃棄物対策などさまざまな環境問題について保全技術の向上に資する調査研究に積極的な取り組みを行い、その成果を しっかりとしたメッセージとして広く社会に、また環境ビジネスに関する提案として関係する方々に発信してまいりたいと考えております。
   

 なお、当協会は会員各位に納めていただく年会費で運営をさせていただいております。平常より経費の節減に努め会員へのサービス向上を優先に事業をさせていただいておりますが、昨今の厳しい社会状況の中、会員の減少が著しく財源の維持も非常に厳しくなっております。一般社団法人化が成り協会活動を充実させていくためには、より一層の安定した財源の確保が必要であります。会員の皆様には趣旨をご理解の上、会員の増強にご協力をお願い申し上げます。

 私は,このたび専務理事に再任をいただきました、会員の皆様のご期待に沿えるよう、理事の方々の協力を得て協会運営に努めさせていただく所存です。皆様には、協会活動にご理解とご協力をいただきたく、また、運営に対しても忌憚のないご意見をお寄せいただきたくよろしくお願い申し上げます。
 

平成23年5月
一般社団法人 北海道環境保全技術協会
専務理事  平田 匡宏